家でできる合気道とは?

家でできる合気道とは、道場ではできない稽古ができます。

合気道の稽古というと、やはり技の稽古は道場でしかできないかと思いますが、家でできる合気道というものもあります。

そもそも合気道という武道は、養神館合気道の塩田剛三館長が「歩けば即武道」と言われていたように日常生活と密接な関係を持つと考えられます。

合気道の武術としての側面は、道場での稽古が中心になりますが、合気道の精神性の修練には日常生活の中で意識を持つことでさまざまにあります。

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家でできる合気道の稽古は?

合気道の技の稽古を道場に通い積み上げていく中で、呼吸力なるものも次第に自分の中で形成されていきます。

呼吸力というのは、塩田館長の著書にも記述がありますが、自分の力の出し方が集中力であり、そこに心の問題とリズムが加わり生まれれるものが呼吸力であると言われています。

心の問題とは、無になることといえ、日々の稽古の中で体得されていきます。

家でできる合気道とは、この呼吸力の稽古と実戦とも言えます。

日々の暮らしの中で、さまざまに身に降りかかることに対して呼吸力をいかに利用するかを意識するだけで合気道を実践していると言えます。

何も家でできる合気道の技を探して稽古するものでありません。

道場ではできない稽古を、家では意識することです。

家での合気道の稽古としては?

家でできる合気道の稽古としては、道場での稽古を効率化するために、イメージトレーニングをすることだと思います。

そのために、家で資料を読んでみたり、映像を見ることを通じて頭にイメージを作ることです。

それに加えて、道場での稽古のためというより、日常の生活の中で自己の体の柔軟性を維持向上させるためにもストレッチを継続して行うべきです。

体の柔軟性は、頭の柔軟性にもつながり道場の稽古の際にも、即稽古モードの体勢の状態につなげられます。

家での合気道は、道場での稽古で身につけた呼吸力といったものをいかに最大限での活用を図るかの意識を持ち、道場での稽古の準備として、常に体をほぐしておくことだと思います。

合気道を日常生活に活かすか、ダメにするかは意識の持ち方で?

合気道の技の稽古は、物理的にも道場での稽古が中心となり、その場でさまざまなことを可能な限り吸収することです。

道場の稽古以外で、家でできる合気道は、道場で身につけた技の先にある呼吸力の鍛錬と言えます。

それに、道場での稽古の準備としてのイメージトレーニングや柔軟ストレッチと言えます。

合気道を日常生活に活かせるか、全くダメにしてしまうかは、意識の持ち方一つでどうにでも変わると言えます。

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