合気道を始める初心者の女性は、不安を解消して入門しましょう。
合気道を始める女性の初心者は、護身術としては柔道や空手といった武道は敷居が高いけど合気道は女性がやっている印象があるからとか、理由はさまざま聞いたことがあります。
合気道は、他の武道とは違い特別な体力強化や筋肉強化といった肉体改造的なことを必要とせず、現状での体格筋力を最大限引き出すための稽古の構成となっているので、誰でも稽古を始められます。
そのため、男性、女性を問わず、あるいは体格のことを気にせずに取り組める武道であることは確かなのですが、道場見学で来られる女性はさまざまに不安に思っていることも多いようです。
まずは、実際の道場を訪ねてみましょう
きっかけは何であれ、合気道を始めてみたいと思ったのであれば、まずは道場を見学してみましょう。
想像していることと何が違い、不安に感じたこと等々を実際に見学してみて、道場の方に聞いてみて不安を解消しましょう。
稽古するのは、それからでも遅くありません。
合気道は女性が護身術として取り組むには最適な武道といえますが、あくまで武術に精神性をもたせた武道であるがゆえの荒っぽさを有しているのも事実です。
関節技や締め技等に女性からすると怖さを感じたり、怪我の心配をしたりといったこともあると思います。
そういう不安を道場の方に聞いてみてください。
道場の稽古では無理をしないこと
道場見学だけでは納得がいかなければ、体験稽古を受けてみることもいいかもしれません。
道場見学や体験稽古等で、不安材料を払拭しておくことが、のちの稽古にとっても重要です。
不安材料を払拭して道場の稽古に入ると初心者の方は上級者の技の稽古に目が行き、自分も早くやってみたいという意欲で無理をしがちです。
初心者の間は、指導者の指示のもとに無理な稽古をしないことに注意が必要です。
初心者の技の稽古といえども、怪我につながる要素は稽古中にたくさんあります。
何事も一つ一つの技の型の稽古を丁寧にやることで習得も早く、怪我の危険性も減ります。
道場での副産物も?
合気道の稽古をすることは、自分の今までの生活に一つの要素が加わることなので、新たな人との出会いや交流も生まれ、武道というもので体を動かすことで体調も良くなると思います。
稽古することで代謝も良くなり、女性であれば肌の状態も良くなるかもしれません。
新しいものを始めようとする際には、合気道に限らず、不安材料を消し納得して始めることが大事だと思います。
合気道の稽古という世界を切り開くことで、技の習得はいうまでもありませんが、その他の副産物も手にできるかもしれません。