合気道での足さばきのやり方とは?

合気道の足さばきは、体重を有効に使い技をかけるために重要なものです。

合気道の技は、主として手や腕を使ってかけるものですが、手だけであるいは腕だけで技をかけることだけでは技が効かず、腰から下の下半身の動きも使う必要があります。

その下半身の力を最大に引き出すためには、足さばきが重要となり、そういった意味においては、技は足で掛けるともいえます。

合気道の技は、腕や手だけでなく下半身と全身を使うことで本来の技の掛かり方になるともいえます。

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合気道の技には足さばきが必須?

合気道の技やその他の動きにおいて、足さばきを使わないものはありません。

全ての合気道の稽古には足さばきを使っているといえます。

基本的には、合気道の足さばきの基本要素は、入り身、転換、転回、転身の4種類といえます。

では、足さばきをどう稽古するのかということになります。

足さばきは技の重要な要素ではありますが、すべての体さばきとの連携を必要とします。

足さばきだけを取り上げて稽古するということは非常に効率が悪く、技の稽古を通して足さばきを稽古し、他の動作の際にも足さばきを意識することで稽古の効率も上がり有効だと思います。

合気道の足さばきの稽古になりそうな技は?

合気道の足さばきは前述の通り、入り身、転換、転回、転身の4種類が基本であり、これらに関係の深い技といえば、次のようなものが挙げられます。

技の稽古の前の準備段階ともいえる基本動作での転換運動と入り身転換運動、運足法というものがあります。

具体的な技としては、片手持ち呼吸法、正面打ち入り身投げ、正面打ち一教、片手持ち四方投げ、片手持ち小手返し、天地投げ、突き入り身投げといった技が挙げられます。

もちろん、どの技でも足さばきを必要とし、どの技でも足さばきの稽古になることは言うまでもありませんが、基本的な足さばきに注目した場合には一教や四方投げ、小手返し、入り身投げに関連した技が、最も適した技ということだけのことです。

合気道の技の稽古で体づくりを?

合気道の技において足さばきが重要なことは、前述の通りですが、有効な足さばきを発揮するには、体全体のバランスができていなければなりません。

こういうと他の武道やスポーツでは、下半身強化のための筋肉トレーニングを追加しようということになったりします。

しかしながら、合気道の場合は、技の稽古を通して体全体の強化を図り、体づくりをすることが可能ということです。

合気道の足さばきを習得するための基本技の反復練習で、下半身の強化がはかられ、体全体のバランスの強化につながり、結果として足さばきや技のかかり方もよくなるということになります。

合気道に必要な筋力や体力は、型の稽古の反復練習によって強化されていき、全身のバランスが取れた状態での強化にもつながるということです。

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