合気道の乱取り基本の17本とは?

合気道の技は、相手の攻撃方法や仕手の技の仕掛け方によってさまざまに存在するため、無数に存在するといわれています。

通常の道場の稽古において、合気道には基本とされる技と応用技と呼ばれるものがあります。

応用技には、乱取り稽古の際に使用される基本技が17本あります。

その17本には、当身技5本、肘関節技5本、手首関節技4本、浮技3本を抽出したものです。

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合気道の乱取りに使用する基本の技

無数に存在する合気道の技の中で、実戦に近い乱取り稽古や競技にもっとも有用性の高い技として抽出したものが17本あるいは19本とする考え方があります。

その技には、当身技、肘関節技、手首関節技、浮技があります。

当身技は、合気道の実戦使用での7割にもなるといわれ、開祖植芝盛平翁が「当身7分、投げ3分」といわれていたことにも合致しています。

関節技として、肘や手首を利用した技には、相手の体軸の遠い地点から体勢を崩すことが可能であることと同時に、相手との距離を離れた地点での技の仕掛けが可能です。

そのため、肘関節技や手首関節技を利用した投げ技が基本の技として考えられます。

浮技は、相手の重心の位置を崩すことで投げる技で、前落、隅落、引落があります。

乱取り利用を想定した17本の技の問題点

前述であげた17本の基本の技は、合気道を実戦に近い状態で使用することを想定した技の抽出の結果です。

これらの技の稽古には、まずは基本の型を習得する必要があり、それを複合的に利用できるようにします。

技の型として習得したものを乱取りで使用する際、受けの状態によっては、型のように受けが倒れてくれるとは限りません。

その際には、体さばきとしては、違う対応が必要です。

つまり、乱取りで利用するために無数にある合気道の技の中で有用な抽出の結果をもとに、17本のみを絶対視せず、相手との技の仕掛けと体勢に臨機応変な対応ができる対応力を稽古することが最重要です。

合気道の技を実戦に近づけて利用する17本

無数にある合気道の技をより実戦に近い状態で使用する場合、瞬間的な反応が求められるため、当身を中心とした技が多くなります。

それらを考慮して、乱取りでの使用を想定した基本の技には17本が抽出できます。

乱取りを想定した合気道の技の17本には、当身技、肘関節技、手首関節技、浮技があります。

これらの稽古には、型の反復練習での習得が必要ですが、状況に即した使用が可能な体さば

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