合気道の6教とは何か?

合気道の本家本流である合気会では、技の名称として「教」という表現を利用しています。

一教は腕押さえ、二教は小手返し、三教は小手捻り、四教は手首押え、五教は短刀取り、そして、6教は肘固めです。

それ以降にも、いくつかの種類を表す教が存在し、受けの攻撃のやり方によっても、その表現に付け加えられるものがあります。

この「教」という表現は、合気会の合気道において使用される傾向にあり、養神館合気道などでは1か条や2か条といった表現を使用し、流派によって表現に差異があります。

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合気道の6教と呼ばれる技には、どんなものがあるのか?

合気会で6教と呼ばれる技は、合気道において一般的な表現でいえば、肘固めです。

つまり、相手の攻撃のやり方や仕手の攻撃方法によって、技の名称としては、横面打ち6教、正面打ち6教といった表現をされます。

6教は、技の入り(さばき)にあわせて受けを制し、肘を固めることで相手を制します。

合気道の流派によっては、肘固め以外にも、肘締めや肘極めも同類の技とするものがあります。

合気会から分派した養神館では、肘締めとした技が構築されています。

合気道の6教の具体的なやり方

合気道の6教には、相手の攻撃の種類によって(正面打ち、横面打ち、正面突き、胸持ち、肩持ちなど)最初のさばき方には違いが生じますが、受けの体勢を崩して肘を固める際には、同様なやり方で行います。

例えば、横面打ちで相手から打ち込まれた場合、転身でさばき、四方投げの要領で相手の腕を取り、もう片方の手を肘に当てます。

後ろ足を相手の前方へ出しながら、相手の肘を直角を目安に折り曲げ、もう一方の足を斜め前方に出して制圧します。

肘固めについては、相手の腕を膝で押さえ込みながら、逆側の空いている相手の腕を脇に挟んで、肘を固めます。

文字に表現したものでは、技の具体的な流れが掴みにくいため、実際に稽古する際には、道場の師範に指導を受けることをオススメします。

合気道の固め技の一つである6教は、肘の固め

合気道には、投げ技、固め技、締め技などがあり、相手の攻撃方法や攻撃のしかけ方との組み合わせによって、技の種類は無数に存在します。

固技の基本として、1教から5教があり、6教は肘固めに関する技です。

この6教とされる肘固めは、主として合気道の主流である合気会に使用される技の表記であり、ほかの流派では、肘固め以外の肘締めや肘極めもあてはまります。

肘固めの具体的なやり方は、道場での稽古をする際に、師範代から直接指導を受けることをオススメします。

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