合気道の達人とボディーガードの武勇伝

警視庁の要人警護業務に従事する警察官には、養神館合気道の実技研修を受けているとされています。

要人警護業務は、いわゆるボディーガードの役目を果たすもので、合気道が持つ実戦対応能力の高さが認められている証かもしれません。

養神館本部道場では、昔、伝説ともなっているケネディ大統領のボディーガードを投げ飛ばした伝説の達人と呼ばれる塩田剛三館長に直接指導を受けられる黒帯会という稽古時間が存在していました。

この黒帯会は、週に一度、達人である塩田剛三館長からの直接指導が受けられ、しかも実戦に近い技の想定での指導でした。

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合気道の達人とボディーガードの手合わせの逸話

合気道の達人とよばれる塩田剛三氏は、植芝盛平翁の高弟として合気道養神館館長として、さまざまな伝説を生み出した人物です。

1962年にアメリカ大統領ロバートケネディ夫妻が、養神館を訪問した際に演武を行なった内容に胡散臭さを感じたケネディの申し出から、同行していたボディーガードと手合わせをした映像が残っています。

塩田剛三氏の身長は約150センチほどしかなく、その小柄な体格で大柄なボディーガードが最も簡単に組み伏せられたとケネディが語ったという逸話も残っています。

その際の写真を養神館本部道場の事務所で拝見したことがありますが、館長とボディーガードの体格差には驚かされました。

合気道の開祖植芝盛平翁をはじめ、塩田剛三氏といった達人たちには、それぞれに武勇伝が多く残されており、半信半疑のものもありますが、ケネディのボディーガードの話は映像も残っており、にわかには現実と思えないほどの強さが残されています。

合気道の実戦使用に対する達人の考え方

合気道を実際の戦闘に使用した開祖植芝盛平翁や塩田剛三氏の時代とは、現代の状況は違います。

合気道の本家本流から分派した養神館では、達人とよばれた塩田剛三館長らによって基本の構えから技の構成や構造の再構築され、より実戦使用を想定した技の稽古がなされ、警視庁の研修科目として長年稽古されています。

合気道の達人とボディーガードの手合わせの後に、塩田館長が残された言葉に、「日々、即ち武道」というものがあり、人を倒すための武術としての合気道は終わり、今からの時代では和合の道としての合気道が世のためになれば良いと言われています。

合気道には、技の深化に伴い多くの流派に分派していますが、そのいずれの流派においても、実戦を想定しないものはありません。

その中でも、実戦想定の度合が高い合気道養神館が、警視庁の要人警護の研修内容に採用されているため、伝説という逸話が残されているのかもしれません。

小柄な体格でも技が効くことを体現した合気道の達人

合気道が他の武道とは違い、体格や筋力の強化を必要とせずに技の効果を引き出すことが可能であることを、達人たちは証明した逸話が数多く残されています。

その中でも、合気道養神館館長塩田剛三氏には、アメリカ大統領ロバートケネディのボディーガードと手合わせした逸話が残されています。

その際の映像も残されており、にわかには現実とは思えない強さのため、ヤラセやフィクションの疑いが出るほどです。

合気道の達人とよばれる方々には、多くの武勇伝が残されており、その多くに真偽の論議も存在しますが、その解釈については各個人にお任せするしかありません。

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