合気道における藤平信一という人は、心身統一合気道の継承者です。
合気道本家本流の合気会から分派した心身統一合気道会を立ち上げた藤平光一の息子にあたります。
心身統一合気道会において、創始者の藤平光一が宗主とされ、藤平信一は現在の継承者とされています。
藤平信一は、幼少期から藤平光一の合気道の指導を受けて心身統一合気道を習得しています。
目次
藤平信一の経歴は?
藤平信一は、心身統一合気道会の宗主の息子として、幼少期から合気道の稽古をされ、現在は宗主の継承者として国内外での心身統一合気道の指導と普及に活動されています。
また、慶應義塾大学において體育會合氣道部の師範も務められています。
同大学において、非常勤講師として一般教育の授業で、心身統一合気道を指導されています。
合気道の心身統一合気道会において藤平信一という人の肩書きは、心身統一合気道継承者、一般社団法人心身統一合気道会会長ということになります。
進藤信一の活動は?
心身統一合気道会の継承者である藤平信一は、合気道を人材育成に活用し、経営者やアスリートといったさまざまな人を対象とした講習会や企業での研修指導等を行なっています。
2010年1月からは、アメリカメジャーリーグのロサンゼルス・ドジャース、2015年からサンディエゴ・パドレスで「気」に基づく合気道を選手やコーチに指導されています。
合気道開祖植芝盛平翁の創始された武道から分派した藤平光一の心身統一合気道の「気」というものを中心とした合気道の深化を、確実にさまざまな場への普及に務められています。
心身統一合気道とは?
心身統一合気道とは、宗主藤平光一によって合気道の本家本流の合気会から分派し、立ち上げられた流派です。
心身統一合気道は、合気会と本質は同一でありながら、「気」というものに重きを置いた合気道といえます。
人間が持つ心というものが体に与える影響、逆に体の動きが心に与える影響を一つにすることを重視しています。
心と体を一つにする「心身統一」には、「気」や「天地の理」といったものが大きな影響を与えるともしています。
心と体を一つにすることを体現したものが、心身統一合気道といえ、宗主光一の時代からスポーツ各界や企業、個人へと、「気」というものの概念を持って影響を与えています。
継承者である藤平信一になり、その「気」という概念をもとにした合気道の現代社会での活用のための普及活動の場が、国内外に広がっているといえます。
心身統一合気道は、世界24カ国で3万人が、言葉や文化や宗教の違いを超えて同じ道を学んでいます。
この流派の土台となっている「気」というものについては、5万人が学んでいるともいわれます。
開祖植芝盛平翁の合気道は、藤平信一等の継承者によって分派し、深化しているといえます。