多くのスポーツに怪我はつきものですが、ストレッチや準備運動など、ほとんどの競技に共通した怪我予防や独自の工夫が取り入れられています。
相手と接触するスポーツは怪我のリスクが高くなり、競技者ひとりで完結する種目とは違った怪我予防が求められます。
相手との直接接する機会の多い武道の場合、それぞれの武道で怪我をしないためには、基本的な動作や身体の使い方を初心者の時期に習得が必要です。
特に、相手を投げたり、関節を決める技が多用される合気道での、怪我をしないために必須となる受け身のやり方やコツをご紹介します。
合気道に「受け身」が必要な訳は?
合気道の技は、対峙する相手の身体構造や力を利用し、関節技も動かない方向ではなく、可動域に応じた技を仕掛けます。
技を仕掛けられた人が必要以上に耐えてしまうと、関節を痛めるなどの怪我につながるため、「受け身」をとって攻撃側の力や技を受け流す必要があります。
技の稽古での怪我のリスクを軽減するためにも、合気道を始めた初心者は、まず「受け身」を習得しなければなりません。
投げられた際の前受け身、後ろ受け身、横受け身など、状況に応じた種類がある受け身は、コツを掴み臨機応変に活用できるまで稽古する必要があります。
合気道の「受け身」の種類や稽古のコツは?
合気道の「受け身」には、後ろ方向と前方向、そして横方向の三方向それぞれに対応した種類があり、場面に即した活用をします。
いずれの「受け身」も、いかに衝撃を少なく倒れるかが重要で、自分の体を丸くして畳と接触する際、接触面を「面ではなく点」にするイメージで行うのがコツです。
初心者が受け身の稽古をする際には、小学校で習ったマット運動の前転(デングリ返り)や後ろ回りをイメージしましょう。
また、顎を引くことを意識しておくと頭をぶつけるリスクを軽減でき、恐怖心を多少なりとも軽くできます。
とはいえ、「受け身」の稽古を始めたばかりの初心者の多くが、はじめは、肘や肩、そして腰などをぶつけるため、怪我をしないために受身用のマットを使うなどの対策が有効です。
くれぐれも、怪我をしないための「受け身」の稽古は、無理せず少しずつ反復するのが大切です。
合気道の「受け身」は怪我をしない最大の武器
投げて投げられる合気道の稽古では、怪我をしないために「受け身」が必須です。
特に初心者は、技の習得の前に反復して稽古することで怪我を防止でき、全身の筋力と精神鍛錬にもつながります。
畳の上とはいえ、立った状態から倒れることには、思った以上に怖さを感じたり怪我のリスクもあるため、受け身用マットの活用はコツを掴みやすくします。
合気道の受け身の稽古は全身運動で、やり方を間違えると怪我にもつながりますので、初心者のうちは適切な指導者の指導を受けることがオススメです。
